王建
王建(おうけん、ワンゴン)は高麗の建国者。朝鮮の指導者としてシヴィライゼーションIIIとIVに登場する。
登場作品
- シヴィライゼーションIII
- シヴィライゼーションIV
性格
- 商業志向、科学志向
- 金融志向、防衛志向、「カースト制」を好む
商業や科学を重視する自由主義者なのかと思いきや、カースト制を好む。カースト制といえばインドの身分社会だが、朝鮮でも明確な身分制があった。
王建
王建は高麗(こうらい)の建国者である。朝鮮半島の地域は「朝鮮」「韓」「高麗」などと呼ばれ、英語のKoreaは高麗が由来になっている。
朝鮮半島は長らく高句麗、新羅、百済などにより分割されていて、新羅が統一したものの再び分裂状態に陥った。この頃に活躍して朝鮮半島を統一し、高麗王朝を打ち立てたのが王建である。
王建は貴族や豪族を臣下にして混乱を収め、中央集権化を進めた。彼は民を公平に扱うこと、首都を西京(平壌)に置くこと、原則として王位継承は長男とすることなどを定め、高麗王朝の礎を築いた。
こうした優れた君主であったから、偉大な王として現在も敬愛されている。