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シェラザード

シェラザード

シェラザードはシヴィライゼーションIIに登場するペルシアの指導者。

彼女が登場するのは歴史書ではなく、アラブの有名な物語「千夜一夜物語」である。シヴィライゼーションシリーズでは珍しい、実在しない人物。

登場作品

  • シヴィライゼーションII

性格

  • 内政重視

あまり特徴のない性格。ただしシヴィライゼーションIIは男女の指導者がいて、性格は共通なので男性指導者のクセルクセスのものと思われる。

シェラザード

シェラザード(シェヘラザード)はアラブの「千夜一夜物語」に登場する架空の人物。

千夜一夜物語はアラビアン・ナイトとも呼ばれ、アラブ世界で語られていた数々の物語を集めたものである。その中にはディズニー作品で有名な「アラジンと魔法のランプ」や「シンドバッドの冒険」、「アリババと四十人の盗賊」などが含まれる。

サーサーン朝ペルシアの王シャハリヤールは街から若い女を連れてきては一夜を共にして、翌朝には殺してしまうという男だった。王家に嫁いだシェラザードは毎晩いろいろな物語を語って聞かせ、続きは明日の夜に、と言って話を中断した。

王はシェラザードを殺すのを先延ばしにして、話の続きを楽しみにするようになった。シェラザードの物語が尽きた千一夜目、王は心を改め国を治めるようになったという。