世界史Civ事典

ジョン・カーティン

ジョン・カーティン

ジョン・カーティン(写真左)は第二次世界大戦のときにオーストラリア首相を務めた人。シヴィライゼーションVIにオーストラリア文明が登場したため、その指導者として選ばれた。

戦争を仕掛けられたときに異様に強くなる能力を持つ。

登場作品

  • シヴィライゼーションVI

ジョン・カーティン

オーストラリアはイギリス人が多く移り住んだ国で、最初は植民地だったがやがてイギリス連邦の自治領として活動するようになった。

第二次世界大戦ではイギリスに同調してドイツに宣戦布告し、日本とも交戦することになった。しかしイギリス軍は東洋の拠点シンガポールを失い、太平洋での活動がほとんどできなくなった。

そこでカーティンはイギリスとは距離を置き、太平洋で強力な軍事力を持つアメリカと協調することにした。この政策転換には、イギリスもアメリカも驚いた。さらに徴兵制の導入や、徴兵した兵士を外国派遣できるよう手配した。

戦争中に体調を崩して死去。

戦争のために果断な決断を下したカーティンだったが、元々労働者階級の出身で、労働組合の書記を務めた平和主義者だった。オーストラリア史上屈指の優れた首相とされている。