世界史Civ事典

北条時宗

北条時宗

北条時宗(ほうじょうときむね)は、鎌倉時代の元寇で敵の侵攻を防いだ日本の英雄。シヴィライゼーションVIで初登場。

日本の指導者は外国との関わりが薄い人が多かったが、ついに外国の軍勢と戦った指導者が登場した。北条時宗は祖国を守った英雄といえるが、日本での知名度は低い。

登場作品

  • シヴィライゼーションVI

北条時宗

モンゴル帝国は皇帝の直轄領土を中国に移し、大元と称するようになった。元は南宋を滅ぼし、高麗(朝鮮の王朝)を従えて勢力を拡大していた。

北条時宗のもとにはモンゴルへの服属を迫る文書が送られてきたが、無視を決め込んだ。モンゴル軍が博多に上陸してくると、迎え撃って撃退に成功する。さらに降伏勧告に来た使者を処刑して防衛体制を固めた。このとき高麗への侵攻も考えられていたというから、モンゴルに屈する気はさらさらなかったようだ。

二度目のモンゴル軍上陸に対しても二か月近く戦いを続け、台風襲来に乗じてモンゴル軍を撃滅して大勝利を収めた。まもなく三十二歳で病没。

源義経などとは違って、モンゴルを撃退した功績がありながら、北条時宗が英雄視されることはほとんどなかった。彼が注目されるようになったのは第二次世界大戦が始まる頃で、元寇における台風襲来を「神風」などと呼ぶようになった。