アレクサンドロス

アレクサンドロスは、初代シヴィライゼーション、II、III、IV、V、VIとすべての作品に登場する偉大なる指導者。Vまではギリシャの指導者だが、VIではマケドニアの指導者になった。
軍事力を重視し、領土を拡張する傾向があるが、極端に攻撃的なわけではない。他の野蛮な指導者に比べれば知性があり、話が通じると言えよう。
登場作品
- シヴィライゼーション
- シヴィライゼーションII
- シヴィライゼーションIII
- シヴィライゼーションIV
- シヴィライゼーションV
- シヴィライゼーションVI
性格
- 拡張主義、軍事優先
- 商業志向、科学志向
- 哲学志向、攻撃志向、主従制を好む
商業志向、科学志向、哲学志向など、知的な性格も併せ持つアレクサンドロス。その理由は、彼の家庭教師があのアリストテレスだったことが大きいだろう。
アレクサンドロス
アレクサンドロスは「大王」と呼ばれるほど歴史上の偉業を成し遂げた人物だ。英語ではアレクサンダー、イスラム圏ではイスカンダルと呼ばれる。
短期間で広大な領土を持つアレクサンドロス帝国を打ち立て、若くして亡くなったことから典型的な「英雄」であり、ナポレオン、ハンニバル、カエサルなどの後世の英雄たちからも尊敬された。
アレクサンドロスはギリシャを統一し、ペルシア帝国を破り、エジプトも支配した。
生まれはギリシャ北部の国、マケドニア王家。父親はギリシャ神話の英雄ヘラクレスの血を引き、母親は同じくギリシャ神話の英雄アキレウスの血を引くとされる。
ヘラクレスといえばギリシャ神話に登場する半分が神、半分が人の英雄で、九つの首を持つ怪物ヒュドラを倒し、地獄の番犬ケルベロスを生け捕りにした最強の男。アキレウスは「アキレス腱」の由来にもなったトロイア戦争の英雄。
それらの子孫であるアレクサンドロスは、まさに生まれたときから英雄の中の英雄だった。それだけではない。彼の家庭教師は、あの有名な哲学者アリストテレスだった。
アレクサンドロスは最初にアテネ・テーバイ連合軍を破ってギリシャを支配し、続いてペルシア帝国、エジプト、インドへと遠征した。次にアラビア半島に遠征しようと準備していたところ、33歳の若さで急死した。
死因は高熱、蜂に刺された、毒殺などの説があるが、よくわからない。
アレクサンドロスの死後、部下たちは後継者争いを始めてアレクサンドロス帝国はあっという間に崩壊したのだった。