孫子の兵法
春秋時代の軍事理論家、孫武(そんぶ)の書いた書物。
紀元前に書かれたものだが、軍事だけでなく日常にも活用できる言葉が多いためビジネス書の題材としても人気がある。毛沢東や武田信玄が好んで読んだ。
シヴィライゼーションシリーズではIIIに登場。自動的に兵舎が建設されるので軍事力が大幅に上昇する。シヴィライゼーションIV以降の遺産は建築物が選ばれる傾向があり、孫子の兵法は建築物ではないので遺産としては登場しない。
作品 | 名称 | 必要技術 | 失効技術 | 効果 |
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III | 孫子の兵法 | 封建制 | - | 同大陸都市に兵舎 |
孫子の兵法
孫武は春秋時代の呉で活躍した将軍。孫子の「子」は敬称であり、先生を意味する。
少数の兵力で楚の大軍を破り、その王都を陥落させたという。しかし活躍の割に歴史書に残された記述は少なく、実在を疑問視されることもある。
孫子の兵法は兵法書でありながら、戦争はできるだけ避けるべきだと書いてある。また戦争そのものよりも戦争に至るまでの政治を重視している。現実的で情報を重視していることも特徴。
現在残されている孫子の兵法は三国志で有名な曹操がまとめたもので、曹操も優れた軍事的才能を持っていた。
近代の軍隊ではクラウゼヴィッツの「戦争論」が主流だったが、二度の世界大戦の結果、孫子の兵法が見直されて高い評価を得るようになった。