ピラミッド
おそらく世界で最も有名な世界遺産であるピラミッドは、シヴィライゼーションシリーズすべての作品に登場する。
ピラミッドは王の墓であり権威を示すために建設されたと考えられるが、はっきりしたことはわからず、神殿説、日時計説、貯蔵庫説、市民に仕事を与えるための公共事業説などの目的があったともいわれている。
シヴィライゼーションでは食料貯蔵庫説が有力だったが、やがて公共事業説が有力になってきたようである。近年の作品ではピラミッドの神秘的な力は失われている。
作品 | 名称 | 必要技術 | 失効技術 | 効果 |
---|---|---|---|---|
初代 | ピラミッド | 建築 | 共産主義 | すべての政治形態を選択可能 革命の際に無政府状態にならない |
II | ピラミッド | 建築 | - | 全都市に穀物倉庫の効果 |
III | ピラミッド | 建築 | - | 全都市に穀物倉庫 |
IV | ピラミッド | 石工術 | - | すべての政治体制を採用可能 |
V | ピラミッド | 石工術 (解放) |
- | 労働者2体獲得 労働者の作業速度+25% |
VI | ピラミッド | 石工術 | - | 無償の労働者 労働者の行動力+1 |
ピラミッド
ピラミッドは角錐の形をした建築物で、ナイル川周辺に多く残されている。
ほとんどがナイル川の西岸に建てられている。これは西の方角が太陽の沈む方向であり、死者の国があると信じられていたからである。
最も有名なピラミッドはギザにある大ピラミッドで、紀元前2560年頃にクフ王の墓として建設された。高さは146.59m、底辺は230.37mもあり、建設から1311年までの長い間、世界で最も高い建造物だった。
大ピラミッドの隣にはカフラー王のピラミッド、メンカウラー王のピラミッドがあり、併せて三大ピラミッドと呼ばれる。手前には王家のシンボルであるスフィンクスが鎮座している。
ピラミッドのような角錐の形をした建造物はエジプトの他にも、中東やアメリカ大陸にも見られる。なお、フランスのルーブル美術館にはガラスで作られたピラミッドがある。