プローラ
プローラはナチスが労働者のために建設した保養所。
ナチスは戦争にしか興味がない極悪団体のように思われているが、戦争が始まる前の国民の支持は圧倒的に高かった。その理由のひとつが、国民のための政策を次々と打ったことだった。プローラはその象徴ともいえる。
プローラはシヴィライゼーションVで登場し、独裁政治を選んだときにしか作れない。独裁政治のイメージに反して、市民を幸せにする効果を持つ。
しかも、思想「自由」の場合は自由の女神、思想「秩序」の場合はクレムリン宮殿なのに対して、思想「独裁政治」ではこのプローラである。独裁政治は市民を幸せにするということだろうか。
作品 | 名称 | 必要技術 | 失効技術 | 効果 |
---|---|---|---|---|
V | プローラ | 飛行機 (独裁政治) |
- | 社会制度2つにつき幸福+1 社会制度を1つ獲得 幸福+2 |
プローラ
ヒトラーの率いるナチスは、休日労働の廃止、有給休暇の制定、労働時間を8時間に定めるなど労働者を保護する政策をとった。そして労働者が休暇を楽しめる保養地の建設まで始めた。
それがプローラで、ドイツ北西部のリューゲン島に巨大なビルが建設されたのだった。この地はもともと海水浴場であり、ここに劇場や映画館、プールを加えた巨大リゾート施設を建設しようという、壮大な計画だった。
第二次世界大戦が始まるとプローラの計画は中止され、残されたコンクリートのビル群はドイツ軍施設として利用された。戦後は廃墟となり放置されていたが、最近再開発が始まっている。