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マンハッタン計画

マンハッタン計画

アメリカ、イギリス、カナダが共同で進めた原子爆弾の開発計画。原子爆弾が完成したのは1945年7月のことで、翌月には日本の都市広島と長崎に投下された。

初代シヴィライゼーションから登場。核爆弾を開発すると国家間のパワーバランスが大きく変化する。これはゲームでも変わらない。ちなみに自国だけではなく全文明の核兵器が解禁されるため、この遺産を建設するのは諸刃の剣といったところ。

作品 名称 必要技術 失効技術 効果
初代 マンハッタン計画 核分裂 - 核ミサイルが製造可能になる
II マンハッタン計画 核分裂 - 核ミサイルが製造可能になる
III マンハッタン計画 核分裂 - 全文明の核兵器解禁
IV マンハッタン計画 核分裂 - すべての文明で核攻撃が可能になる

マンハッタン計画

人類は槍、剣、弓をはじめ、爆弾、軍艦、戦車、毒ガス、航空機、潜水艦など、次々と兵器を開発してきた。そして最強の兵器が完成したのは1945年7月16日、5時29分のことだった。

アメリカのニューメキシコ州アラゴモートで人類史上初の核爆弾の実験が行われた。

その3週間後、ウラン型原子爆弾が日本の都市広島へ、続けてプルトニウム型原子爆弾が長崎へ投下された。原子爆弾は建築物のほとんどを吹き飛ばし、あるいは焼き尽くした。爆発の衝撃波は遙か遠くでも感じられるほどで、爆発後には巨大なキノコ雲が現れた。

これ以降、アメリカをはじめイギリス、フランス、ソヴィエト連邦、中国などが核実験を繰り返し、保有を続けている。核兵器は相手の主要都市を一瞬で壊滅させられる威力を持ち、これを防ぐ手段はほとんどない。結果として大国同士の直接的な戦争は減ることになり、原子爆弾が実際に使用された国は現在まで日本だけとなっている。

ちなみにマンハッタン計画という名称はニューヨークのマンハッタンに最初の計画本部があったからで、1947年に計画は終了、アメリカ原子力委員会に引き継がれた。