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マチュ・ピチュ

マチュ・ピチュ

「死ぬまでに一度は行きたい」とされ、日本でも大人気のインカ帝国の遺跡。標高2,430メートルに位置する。

シヴィライゼーションVに登場。マチュ・ピチュは建設目的がわからない都市で、宗教的な意味、科学的な意味、軍事的な意味など考えられるが、ゲームでは交易に関する遺産という扱いのようだ。

作品 名称 必要技術 失効技術 効果
V マチュ・ピチュ ギルド - 都市の結びつき金+25%
金+5 信仰+2

マチュ・ピチュ

険しい山の上にある遺跡で、住居や日時計などが残されている。

インカ文明には文字がなかったので、こんな不便な場所に住んでいったい何をしていたのかは、謎のままになっている。太陽の動きを観測するための施設、生贄の儀式が行われる宗教施設、スペイン人から逃れるための最後の砦、あるいは単なる避暑地とか観光地だったという説がある。

一時期は人口1万人の都市と考えられていたが、現在では街の大きさから人口はせいぜい700人程度だったと考えられている。南東側には段々畑があり、トウモロコシやジャガイモを栽培していた。

ちなみにインカ帝国の首都クスコは標高3,399メートルにあり、マチュ・ピチュよりも高い場所にある。本来ならインカ帝国が存在した地域は暑いわけだが、クスコなどは標高が高いので温暖な気候になっている。