コロッセオ
ローマに存在する円形競技場。この競技場があまりに有名なために、競技場全般をコロッセウムとかコロシアムとか呼ぶようになった。
シヴィライゼーションシリーズでは全作品で円形競技場またはコロシアムが登場するが、遺産としてコロッセオが登場したのはシヴィライゼーションVIが初めてである。市民の生活を快適にする効果がある。
作品 | 名称 | 必要技術 | 失効技術 | 効果 |
---|---|---|---|---|
VI | コロッセオ | 遊びと 娯楽 |
- | 6タイル以内の都市の 快適性+3 文化+2 |
コロッセオ
ローマ帝国は各地に円形競技場を建設しているが、首都ローマの円形競技場は西暦70年に建設が始まり、80年に完成した。
コンクリート製で観客席は四階まであり、収容人数は六万人だったとされる。現代の大型スタジアムと同程度以上の規模だったわけだ。
それだけではなく、地下が剣闘士や猛獣の控え室になっていて、床がせり上がることで地上に登場させる装置もあった。水を引き込むこともできて、アリーナで模擬海戦まで行われていた。
ローマ帝国には「パンとサーカス」という言葉があるように、皇帝が食料と娯楽を市民に提供するのが半ば義務になっていた。コロッセオで開催される剣闘士と猛獣の戦い、剣闘士の戦い、そして公開処刑はローマ市民にとって最大の楽しみだったのである。