シヴィライゼーションIIIの政治体制
政治体制
政治体制 | 解禁される時代 | 特徴 |
---|---|---|
専制政治 | 最初から | 生産タイルにペナルティがかかる |
共和制 | 古代 | 大都市が多いとき有利な政治体制 |
君主政治 | 古代 | 戦争向きの政治体制 |
封建制 | 中世 | 小都市群のとき有利な政治体制 |
民主主義 | 中世 | 内政がとても優秀な政治体制 |
共産主義 | 近代 | 戦争向き。都市数が多いときに有利 |
ファシズム | 近代 | 戦争に最適な政治体制 |
専制政治
専制政治は、特定の人が思いのままに政治を行う政治体制。
独裁政治と同じようにも思えるが、近現代では国民の支持を得られないと独裁者にはなれない。それに比べると専制政治は支配者(皇帝)の身分が確立しているため、民衆を支持をあまり気にする必要はない。
古代文明のほとんどは専制政治だったといえる。
共和制
共和制は特定の君主は存在せず、有力者が話し合って政治を決定する。別に選挙を行う必要はなく、有力者が民衆の意見を代表しているとは限らないので、民主主義とは区別できる。
古代ギリシアや共和制ローマがモデル。
君主政治
国王が統治する政治体制。君主制には、国王が絶対的な権力を持つ絶対君主制、国王の権力が制限されている制限君主制、国王も法律に従わなければならない立憲君主制がある。
この君主政治は、絶対君主制をモデルにしていると思われる。イギリスやオランダなど、現在も立憲君主制を採用している国は多い。
封建制
封建制は契約に基づく政治体制。国王は臣下に土地や爵位を与え、臣下はその代わりに納税や軍事的な義務を負う。基本的には契約を結んでいる関係なので、直接の臣下でなければ命令に従う必要はない。
中世ヨーロッパや古代中国、武士が力を持っていた時代の日本がこれにあたる。
民主主義
民衆によって統治される政治体制。たいていの場合は、民衆が代表者を選び出し、その代表者が政治を行う。現代では多くの国が採用している政治体制。
共産主義
財産を共同保有することで、平等な社会を達成しようとする政治体制。
しかし、個人個人の財産を取り上げて共産主義を強力に推し進めるには、武力と権力が必要になる。そのため独裁体制になりがちで、犠牲者も多く発生することになる。
ソヴィエト連邦や中華人民共和国が採用した。
ファシズム
個人よりも、集団や国家の利益を優先する全体主義的な考え方を特徴とする。カリスマ性の高い指導者が現れたり、社会に閉塞感が漂うと登場しがち。モデルはもちろん、第二次世界大戦でドイツを支配したナチス・ドイツ。