世界史Civ事典

マヤ

マヤ

アメリカ大陸のユカタン半島周辺で栄えたのがマヤ文明で、立派な建築物を残すことが大切だったらしく、多くの遺跡が残されている。

マヤは比較的近くのアステカと交流があり、生贄の儀式が行われていた。統一王朝は存在せず、都市国家が乱立しているような状態だった。牛や馬がおらず、鉄器も存在しなかったが、天文学は異様に発達していて、マヤ暦が有名。

シヴィライゼーションIIIから登場。蛮族のように見えるが割と平和主義で、とにかく遺産を建設するのが好き。新大陸のエジプトと表現するとわかりやすいだろう。

マヤの登場作品

文明 初代 II III IV V VI 備考
マヤ - - - -

マヤの指導者

指導者 初代 II III IV V VI 年代
パカル - - - - 603~683年
スモークジャガー - - - - - 628~695年

マヤの文明特性

シリーズ 文明特性 解説
V 長期歴 マヤ暦では1日、20日、360日、7200日、144000日で期日を区切っていた。144000日は約394年で、ゲームでは394年経過するたびに偉人を得ることができる

マヤの好みの社会制度

世襲統治(パカル)
マヤの政治は世襲制だった。パカル王は68年もの間パレンケの王として君臨し、多くの遺跡を建設した。パカルは有力都市ティカルの王と友好関係にあったとされる。

マヤの好みの宗教

カトリック
現在のユカタン半島ではキリスト教カトリックが最も多く信仰されている。もちろん、これはスペインからもたらされたものなので、マヤ文明時代には知られてもいなかった。

マヤの都市

順番 Civ3 Civ4 Civ5
1 チチェン・イツァ ムタル パレンケ
2 コパン ラカムハ ティカル
3 パレンケ チチェン・イツァ チチェンイツァ
4 ティカル ウシュマル ウシュマル
5 ヤシュチュラン マヤパン トゥルム
6 ボナンパック カラクムル コパン
7 ラガルテロ オシュウィツア コバ
8 キリグア シュキピ エル・ミラドール
9 カラクムル キリグア カラクムル
10 ラザパ イツァンカナック エズナ
11 カミナルフユ ヨキブ ラマナイ
12 ピエドラス・ネグラス アルトゥン・ハ イサパ
13 ワシャクトゥン イツマル ワシャクトゥン
14 クエロ コダ コマルカルコ
15 トゥルム ヅィビルチャルトゥン ピエドラス・ネグラス
16   コスメル カンクン
17 ジビルチャルトン エズナー ヤシャ
18 ウシュマル オシュキントック キリグア
19 マヤパン べカン クマルカーフ
20   ナクベ ナクベ
チチェン・イツァ
神殿や天文台、球技場が残されている。生贄を投げ込むための泉や、ジャガーの神殿などがあり、西暦1000年から1200年頃に最も繁栄していたとされる。
ティカル
密林の中の丘陵にある巨大遺跡。中央広場を中心に神殿が建ち並び、周辺には住居跡が存在。神殿ピラミッドの高さは70mにもなる。かつてはムタルと呼ばれ、チチェン・イツァよりも古い時代に繁栄していたと考えられている。