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フランス

フランス

フランスは首都パリとともに歩んできた国家で、市民革命やナポレオン戦争などヨーロッパ全体を巻き込む事件も多く起きている。こうしたことから、ヨーロッパの中心地というイメージが確立している。

対岸のイギリスとは長年のライバルで、新大陸やアフリカで植民地獲得競争を繰り広げた。陸軍のフランス、海軍のイギリスと称されることが多い。

シヴィライゼーション全作品に登場。英雄ナポレオンから、太陽王ルイ14世、ジャンヌ・ダルクなど指導者も豊富。

フランスの登場作品

文明 初代 II III IV V VI 備考
フランス -

フランスの指導者

指導者 初代 II III IV V VI 年代
ジャンヌ・ダルク - - - - 1412~1431年
カトリーヌ・ド・メディシス - - - - - 1519~1589年
ルイ14世 - - - - 1638~1715年
ナポレオン - - - 1769~1821年
ド・ゴール - - - - - 1890~1970年

フランスが好む社会制度

世襲統治(ルイ14世)
太陽王ルイ14世は絶対王政を行い、ブルボン朝は絶頂期を迎えた。しかし財政赤字が積み上がり、彼の孫であるルイ16世は市民革命によって処刑されることになった。
代議制(ナポレオン)
国王を処刑し共和制を打ち立てたフランスは、ジャコバン派とテルミドール派の対立、周辺国の干渉によって政情は不安定だった。このような情勢で、ナポレオンが台頭する。
国民国家(ド・ゴール)
フランスがドイツに降伏したとき、ド・ゴールはロンドンからBBCを通じて市民に抵抗を呼びかけた。ド・ゴールの自由フランス軍は連合軍の一員として戦い、戦勝国となった。

フランスが好む宗教

カトリック
カトリーヌ・ド・メディシスの時代、フランスではカトリックとプロテスタントの争いで多くの犠牲者を出した。プロテスタントはユグノーと呼ばれており、迫害されたユグノーはイギリスやドイツに移り住み、移住先の発展に大きな役割を果たすことになる。

フランスの都市

順番 III IV V
1 パリ パリ パリ
2 オルレアン オルレアン オルレアン
3 リヨン リヨン リヨン
4 ランス ランス トロワ
5 トゥール トゥール トゥール
6 マルセイユ マルセイユ マルセイユ
7 シャルトル シャルトル シャルトル
8 アヴィニョン アヴィニョン アヴィニョン
9 ブザンソン ルーアン ルーアン
10 ルーアン グルノーブル グルノーブル
11 グルノーブル ディジョン ディジョン
12 ディジョン アミアン アミアン
13 アミアン シェルブール シェルブール
14 シェルブール ポワティエ ポワティエ
15 ポワティエ トゥールーズ トゥールーズ
16 トゥールーズ バイヨンヌ バイヨンヌ
17 バイヨンヌ ストラスブール ストラスブール
18 ストラスブール ブレスト ブレスト
19 ブレスト ボルドー ボルドー
20 ボルドー レンヌ レンヌ
パリ
フランスの首都であり、世界でも屈指の経済・文化都市。古代はローマ人からルテティアとか、パリシイとか呼ばれていた。508年にフランク王国の首都となり、以降、ヨーロッパで有数の都市として発展し続けている。
オルレアン
パリから130キロメートルほど南にある都市。ジャンヌ・ダルクが活躍した都市として有名。オルレアンがあるロワール川は天然の要害で、橋が架けられたオルレアンは軍事上重要な場所だった。
リヨン
フランス南東部に位置する都市。この地にローマの植民都市ルグドゥヌムが建設され、ガリアの拠点になった。以降は司教座が置かれ、絹織物の産地として発展した。