アステカ
アステカはアメリカ大陸中央、現在のメキシコに存在した国。なんとシヴィライゼーションシリーズ全作品に登場し、指導者モンテスマの性格も合わせ、たいへん有名な国である。
アステカの風習は世界中を探しても肩を並べるものがないくらい、残酷で狂気に満ちていた。彼らは、世界が破滅に向かっていて、人間の生きた心臓を神に差し出すことによってのみ、滅亡までの日を延ばすことができると考えていた。
都市の中心にはピラミッドのような神殿が建てられ、捕虜などを押さえつけて生きたまま心臓をえぐり出した。その光景を市民が見守り、狂ったように踊っていたというから、今の感覚では異常な国としか思えない。それはヨーロッパから海を渡ってやってきたスペイン人も同じだった。
アステカの登場作品
文明 |
初代 |
II |
III |
IV |
V |
VI |
備考 |
アステカ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
- |
アステカの指導者
指導者 |
初代 |
II |
III |
IV |
V |
VI |
年代 |
モンテスマ1世 |
- |
- |
- |
- |
○ |
|
1400~1468年 |
モンテスマ2世 |
○ |
○ |
○ |
○ |
- |
|
1466~1520年 |
アステカの文明特性
シリーズ |
文明特性 |
解説 |
V |
捕虜の生贄 |
神に心臓を供えるため、アステカは捕虜を求めて戦争を行った。 |
アステカが好む社会制度
アステカが好む宗教
- カトリック
- 現在のメキシコはカトリックが主流。アステカ時代はアステカ神話が信じられ、生きた人間の心臓を神に捧げないと世界が終わると考えられていた。
アステカの都市
順番 |
III |
IV |
V |
1 |
テノチティトラン |
テノチティトラン |
テノチティトラン |
2 |
テオティワカン |
テオティワカン |
テオティワカン |
3 |
トラティルコ |
トラテロルコ |
トラテロルコ |
4 |
テスココ |
トラショカル |
テスココ |
5 |
トラスカラ |
カリトゥラウアカ |
トラスカラ |
6 |
カリトゥラウアカ |
ショチカルコ |
カリトゥラウアカ |
7 |
ショチカルコ |
トラコパン |
ソチカルコ |
8 |
トラコパン |
アツカポツァルコ |
トラコパン |
9 |
アツカポツァルコ |
ツィンツンツァン |
アスカポツァルコ |
10 |
ツィンツンツァン |
マリナルコ |
ツィンツンツァン |
11 |
マリナルコ |
トゥーラ |
マリナルコ |
12 |
トゥーラ |
タムイン |
トゥーラ |
13 |
タムイン |
テーヨ |
タムイン |
14 |
テーヨ |
センポアラ |
テーヨ |
15 |
センポアラ |
チャルコ |
センポアラ |
16 |
チャルコ |
サルマナルコ |
チャルコ |
17 |
トラルマナルコ |
イスタパルカ |
トラルマナルコ |
18 |
イスタパルカ |
フエソトラ |
イスタパルカ |
19 |
フェソトラ |
テぺクスパン |
フエソトラ |
20 |
テペクスパン |
テペトラオストク |
テペクスパン |
- テノチティトラン
- 現在のメキシコシティに位置する。当時はテスココ湖という湖があり、そこにあった島に都市が建設された。街は整然と区画され、世界でも有数の大都市だった。
- テオティワカン
- 「神々の都市」を意味する街。アステカ帝国時代には既に廃墟になっていたが、たくさんの遺跡が残されていて崇拝の対象になった。
- テスココ
- アステカ帝国はテノチティトラン、テスココ、トラコパンの三都市連合によって成立していた。テスココはテノチティトランに次ぐ都市として繁栄した。
- ツィンツンツァン
- アステカの西に存在したタラスカ王国の首都。とても読みにくい。タラスカ王国は武器に金属を使用していて、スペイン人が襲来すると戦わずに支配を受け入れた。