世界史Civ事典

ジャンヌ・ダルク 1412年~1431年

 百年戦争のまっただ中、イギリス軍に大敗したフランスはパリやランスといった主要都市を占領され、北部フランス大部分の領土を失っていた。フランス中部の最後の砦オルレアンも包囲され、陥落は時間の問題だった。

 この頃、甲冑を着た少女がフランスを救うという予言が広まっていたという。神の声を聞いたというジャンヌ・ダルクはシャルル7世に謁見し抜擢され、オルレアンに入った。ジャンヌは積極的に攻勢に出て、オルレアン郊外の要塞を攻略。オルレアンで劇的な勝利を収め、英雄として有名になった。

 その後もジャンヌは勝利を重ね、功績によって貴族となった。後の戦いで捕虜になったが、シャルル7世は身柄引き渡しを要求せず、ジャンヌの存在を危険視していたイギリス軍によって処刑された。

 ジャンヌは神格化され、カトリックの聖人であり、フランスの国民的英雄となっている。

ジャンヌ・ダルクと関係の深い都市

都市名 解説
オルレアン 包囲され陥落の危機にあったオルレアンを解放。百年戦争の転換点となった。ジャンヌは「オルレアンの乙女」と呼ばれる。