世界史Civ事典

ゴルゴー 前500年~前?年

 ゴルゴーはスパルタ王レオニダス1世の后。

 聡明で気が強かったとされる。夫であるレオニダスはペルシャ戦争に向かう際、ゴルゴーに「よき夫と結婚し、よき子供を生め」と言い残したとされる。

 レオニダスはギリシャ連合軍を率いてペルシャの大軍を迎え撃ち、スパルタの重装歩兵300人とともに戦死した(テルモピレーの戦い)。ペルシャ軍は20万、ギリシャ軍は1万ほどだったとされる。テルモピレーは交通の要衝で、幅が狭く防御に適していた。

 ギリシャ軍とペルシャ軍は4日間にわたって睨み合った。そしてペルシャ軍が総攻撃をかけたが、2万人を失って失敗。翌日には不死隊を投入して再度攻撃したが突破できなかった。ペルシャ軍は間道を使ってギリシャ軍を挟撃しようとする。

 これを知ったレオニダスは去りたい者は立ち去ってよいと伝え、残ったスパルタ兵300人を含む1,400人でテルモピレーに残った。ペルシャ軍の矢が前後左右の崖上から降り注ぎ、テーバイ兵400人が降伏、残った兵士たちも全滅した。

 ギリシャ海軍はこの戦いで時間を稼ぎ、ペルシャ海軍の撃退に成功する。レオニダスとスパルタ兵は古代ギリシャの英雄として称えられている。

 レオニダスは当時60歳で、ゴルゴーとの子が後を継いだ。

アテネとスパルタの女性

 ギリシャの都市アテネとスパルタは、女性の扱いにかなり差があった。

 アテネでは女性は家に閉じこもっていることが普通で、家族以外の男性との会話は禁じられていた。14~15歳で結婚し、財産の所有は認められていなかった。

 一方のスパルタでは、女性は読み書きが教えられ、公共の場での体操や運動競技にも積極的に参加していた。18歳で結婚し、多くの女性は財産を所有していたという。

ゴルゴーと関係の深い都市

都市名 解説
テルモピレー 夫レオニダス1世はこの地で奮戦し、戦死した。

ゴルゴーと関係の深い人物

人物名 解説
クセルクセス1世 ギリシャに攻め込んだペルシャの若き王。テルモピレーの戦いでギリシャ陸軍を破るが、サラミスの海戦に敗れ撤退する。