世界史Civ事典

ジョン・カーティン 1885年~1945年

 オーストラリア第14代首相。第二次世界大戦時の首相。

 日刊紙の事務員として働き、労働組合の書記を務めた。オーストラリアは宗主国イギリスと強い繋がりがあったが、イギリスは第二次世界大戦で東洋の拠点シンガポールを失った。大英帝国の東洋における戦略は崩壊し、オーストラリアは日本軍の爆撃を受けるようになった。

 このような状況で派兵を要請してくるイギリスに対して、カーティンは大英帝国との決別を宣言。中東・北アフリカに派遣した兵士を本国に帰還させた。代わりにアメリカに急速に接近し、オーストラリア軍はアメリカ軍と一体となって作戦を進めた。カーティンは元々反対だった徴兵制を導入し、社会保険制度を整備することで反対派を抑えた。

 一方でイギリスとの関係修復にも努力し、イギリス連邦への忠節を再度確認した。戦争末期に体調を崩し、死去。

 

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