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サラディン(サラーフッディーン) 1137年~1193年

 サラディンは十字軍を破ったイスラムの英雄。

 シリアのヌールッディーンの重臣としてエジプト遠征に参加し、エジプトのファーティマ朝の要請を受けて宰相に就任。宮廷を牛耳っていた宦官を排除し、黒人奴隷の反乱を鎮圧した。カリフが死去すると、その後を引き継いでアイユーブ朝を創設。その後シリアから援軍の要請を受けて遠征し、領土を拡大した。

 エルサレム王国を攻撃してテンプル騎士団・ヨハネ騎士団を殲滅、ヒッティーンの戦いで十字軍を破ってエルサレムを攻略した。第3回十字軍ではイギリスのリチャード1世の攻撃に苦戦したが、エルサレムの防衛に成功した。

サラディンと関係の深い都市

都市名 解説
ダマスクス エジプトで権力を握るまで、この地で過ごした。
エルサレム 第3回十字軍でリチャード1世の軍と戦い、この地を守り抜いた。

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