世界史Civ事典

ハールーン・アッ=ラシード 763年~809年

アッラシード
カール大帝の使節団と面会するハールーン・アッ=ラシード(Julius Köckert)

 アッバース朝最盛期のカリフ。「アラビアン・ナイト(千一夜物語)」にも登場する。

 兄の後を継ぎ23歳でカリフに即位。三度にわたってビザンチン帝国に遠征し、いずれも勝利を収め、アッバース朝の最盛期を現出した。学芸を奨励し、首都バグダッドは世界一の都市に成長した。

 しかし広大な帝国の維持は困難で、地方の反乱に悩まされた。二人の息子に帝国を東西に分割して統治するよう言い残したが、死後二人は争うようになる。

アラブの指導者

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