世界史Civ事典

ラムセス2世 前1314年~前1224年

ラムセス2世

 古代エジプト第19王朝の王。多くの神殿を建設し、ヒッタイトとの戦いは多くの文書に記録された。その輝かしい功績から、ラムセス大王と呼ばれる。

詳細

 セティ1世の子。父のシリアへの遠征に同行し、戦闘と国家経営を学んだ。

 25歳で王位を継いだ。当時、シリアでエジプトとヒッタイトは対立していた。シリアで反乱が起きるとラムセスは約二万の軍勢を召集し、遠征を行った。

 ヒッタイトはこれを上回る軍勢で待ち構え、カデシュの町付近でこれを襲撃した。エジプト軍は大混乱に陥り、ラムセスは敵中に孤立した。ラムセスはわずかな手勢をまとめて反撃に出る。同時にエジプトの精鋭部隊が敵の側面を急襲したため、ヒッタイト軍は退却した。両軍は膠着状態となり、ラムセスはエジプトに退却した。

 カデシュの戦いでのラムセスの武勇は誇張され、エジプト各地の神殿に描かれた。ラムセスはヒッタイトに遠征を繰り返したが、小競り合いに終わった。やがて両国は平和条約を結び、援助と相互不可侵を約束した。ラムセスはヒッタイト王の娘と結婚し、両国は親密な関係となった。

 ラムセスはエジプト全土に神殿や葬祭殿を建設した。さらに新都市ピ・ラメセスの建設を行った。このとき労役を課されたヘブライ人たちは、モーセに率いられてエジプトを脱出したとされる(旧約聖書の出エジプト記)。

 ラムセス2世は92歳で亡くなった。

Civのラムセス2世

 Civ3とCiv6以外のすべての作品に、エジプトの指導者として登場している。特徴は、遺産の建設が大好きということ。遺産建設に有利な特性を持っていることが多い。エジプトらしい。

 ラムセスが登場しなかった作品には、代わりにクレオパトラが登場している。