世界史Civ事典

ペリクレス 前495年~前429年

ペリクレス
市民に演説するペリクレス(Philippe Foltz 1852年)

 アテネ最盛期の政治家。民主主義のアテネで15年間最高権力者の将軍に選出された。スパルタと和平を結び、ペルシャ戦争を終結させる。ペリクレスの時代にアテネはギリシャ世界の盟主となり、エーゲ海の覇権を握った。

詳細

 貴族の出身で弁舌に優れていた。市民から人気のあったキモンが失脚したことで、最高権力者となった。ペリクレスはキモンを呼び戻してスパルタと和平を結び、ペルシャ艦隊に打撃を与えて不可侵条約を締結。ペルシャ戦争を終結させた。

 対ペルシャ同盟だったデロス同盟を維持し、その資金を流用してアテネは繁栄した。同盟を脱退しようとする都市は武力鎮圧し、厳しい制裁を加えた。アテネの貨幣を諸都市に流通させ、エーゲ海の制海権を握った。

 さらにアテネは植民地を建設して支配地を広げ、都市から港までをつなぐ長城壁を建設。帝国化したアテネは繁栄を極めた。

 これに反発したスパルタやコリントスが攻撃してくると、ペリクレスは陸戦を避けて籠城策を取り、海上からスパルタを攻撃して戦いを有利に進めた。しかしアテネで疫病が流行して市民の恨みを買い、罷免される。アテネの戦況が思わしくないことから再び将軍に選出されるが、病に倒れた。

 ペリクレスを失ったアテネは、スパルタに優勢であったにも関わらず停戦の機会を逃し続けた。デロス同盟は崩壊し、アテネは降伏。こうしてアテネの繁栄は終わった。

ギリシャの指導者

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