世界史Civ事典

アッティラ 400年頃~453年

アッティラ
アッティラの饗宴

 アッティラはフン族の王です。ローマ帝国に侵入して都市を次々と略奪して回った恐るべき「蛮族」の王として知られています。フン族をまとめ、ロシアからドイツにまたがる強大なフン帝国を築き上げました。

詳細

 兄のブレダと共にフン族の王として東ローマ帝国と交渉し、圧倒的に有利な条件で和平を結んだ。アッティラは東ローマの条約違反を理由に襲撃を仕掛け、多くの都市を破壊して回った。

 アッティラはブレダを殺害し、単独の王となる。

 やがてアッティラは東ローマへの侵攻を開始。帝国内を次々と荒らし回った。残された都市は首都コンスタンティノープルとアドリアノープル、ヘラクレアだけになったとされる。アッティラはふたたび有利な条件で和平を結ぶ。

 アッティラは東西ローマ帝国を恫喝していたが、要求が拒絶されたため、ふたたび戦争することにした。目標は西ローマに決定した。フン族は西ローマ領内に侵入し、いくつかの都市を陥落させた。ローマ進軍も企てたが、東ローマ帝国がフン領内に侵入したため、中止した。

 アッティラは莫大な戦利品を持って西ローマを引き揚げた。今度は東ローマに攻め込むことを計画していたが、アッティラは婚礼の宴の開かれた日に亡くなった。

Civのアッティラ大王

 Civ5にのみ登場しますが、それ以前の作品でも蛮族の隠れた指導者はアッティラだという説があります。

 Civ5のアッティラはモンテスマやチンギスハンよりも攻撃的で、強力な特殊ユニットも持っているため序盤では圧倒的な強さを誇ります。また、占領した都市は破壊してしまうこと、首都以外の都市名がなく、他の文明の都市名を流用していることなど、かなり特殊な文明として登場します。