世界史Civ事典

アレクサンドロス大王 前356年~前323年

アレクサンドロス大王

 アレクサンドロス大王は、人類の歴史上屈指の大帝国を築き上げた英雄です。ナポレオン、カエサル、ハンニバルといった後世の優れた将軍たちからも尊敬を集めました。

詳細

 アレクサンドロスは、ギリシャ北部にあるマケドニアの王子として生まれました。

 ギリシャ神話の英雄ヘラクレスとアキレウスの血を引いているとされます。父に従ってギリシャへの遠征を行い、アテネ・テーバイ連合軍を破り支配下に納めました。父が暗殺されると20歳でマケドニアの王を継ぎ、ギリシャの反乱を鎮圧します。

 ギリシャ世界の覇者となったアレクサンドロスは、大国ペルシャへの遠征を開始します。ダレイオス3世の率いるペルシャの大軍をイッソスの戦いで破り、その家族を捕らえました。次にエジプトに入り、解放者として迎えられエジプトのファラオになりました。

 ペルシャ侵攻を再開すると、主要都市バビロンやスーサを占領しました。東方への遠征でスキタイを破り、ペルシャ全域を支配下に納めます。さらにインドへと向かい、スーサへと引き返しました。

 アレクサンドロスはペルシャ帝国の後継を宣言し、ダレイオス3世の娘を妻にし、ペルシャの文化や制度を積極的に採用していきました。古代ギリシャ語を公用語に定め、各地に自分の名前を冠した都市アレクサンドリアを建設して拠点としました。

 さらにアラビア半島への遠征を計画していましたが、33歳の若さで急死しました。後継者を巡って部下が争うようになり、帝国は分裂することになります。

 アレクサンドロスの生涯は戦争ばかりでしたが、哲学者アリストテレスから教えを受けるなど、軍事面以外の教養も持っていました。

Civのアレクサンドロス大王

  志向1 志向2 志向3
Civ1の志向 拡張主義 軍事優先 -
Civ2の志向 拡張主義 軍事優先 -
Civ3の志向 商業志向 科学志向 好戦度:普通
Civ4の志向 哲学志向 攻撃志向 「主従制」を好む
Civ5の特性 ヘレニズム同盟 - -
Civ6の特性 世界の果てを目指して 短くも偉大なる生涯 ヘタイロイ

 初代のCiv1から最新のCiv6まで、すべての作品に登場している貴重な指導者です。

 ギリシャの指導者として不動の存在でしたが、Civ6ではマケドニアが登場したため、マケドニアの指導者になりました。積極的な遠征でアレクサンドロス帝国を打ち立てた人物で、シヴィライゼーションシリーズでも攻撃的な性格、軍事優先の志向を持っています。

 一方で軍事一辺倒ではなく、哲学志向、科学志向といった面も持っており、Civ5では都市国家に強い影響力を持っています。 そのあまりに強力な特性は、ギリシャ禁止令が出ているほどだとか。

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