世界史Civ事典

婦人参政権

 女性が国政に参加する権利は、長らく認められてこなかった。

 19世紀後半には一部で女性の参政権が認められるようになったが、広く認められるようになったのは20世紀に入ってのことである。第一次世界大戦で男性が戦場へ駆り出されると、農場、軍需工場、鉄道などでは女性が働くようになり、その役割は重要なものとなった。

 アメリカやイギリスを中心に婦人参政権獲得運動が巻き起こり、20世紀初頭に北欧で女性に選挙権が与えらた。女性の参政権は20世紀中盤にはアジア、21世紀にはアラブ諸国でも認められるようになった。現在、女性の参政権が認められていない国は少数となっている。

イギリスの遺産