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アンコール・ワット

アンコールワット
カンボジアのアンコール・ワット

アンコール遺跡

 アンコール・ワットはカンボジアにある寺院遺跡。

 9世紀から約600年続いたクメール王国は、アンコールに多くの遺跡を残した。遺跡群の中でも最も有名なのがアンコール・ワットで、スールヤバルマン2世の霊廟として建設された。東西に1500メートル、南北に1300メートルという巨大なヒンドゥー教寺院である。中央塔の高さは65メートルにも及ぶ。

 寺院には無数の彫刻が施されており、叙事詩「ラーマーヤナ」の場面が描かれている。寺院には仏像も多数収められていたが、クメール・ルージュ(ポル・ポト派)によって破壊されてしまった。

 アンコールは1431年にタイのアユタヤ朝の侵攻を受け、街は熱帯雨林に覆われて忘れ去られていたが、1860年にフランスの博物学者アンリ・ムオが動植物の調査中に発見することになる。

Civシリーズに登場する寺院