世界史Civ事典

兵馬俑

アステカ文明
西安の兵馬俑

 兵馬俑(へいばよう)は始皇帝の陵墓を守る8000体もの人形。

 始皇帝陵は西安の北東約30キロメートルの地にあり、総面積は66平方キロメートルにもなる。始皇帝は13歳で秦王に即位するとこの陵の建設を始めた。始皇帝陵には多数の財宝が納められ、天井には宝石や真珠が埋め込まれていたという。

 司馬遷の「史記」によると、始皇帝の棺がある玄室には永遠に光を放つ「長命灯」が置かれ、周囲費は水銀で作られた川と海が流れていたという。この記述は信じられていなかったが、1981年の調査で大量の水銀が蒸発した跡が発見された。

 古代中国では王が死ぬと兵士や使用人、馬などを殺害して一緒に埋葬する風習があったが、これの代わりに人形を埋葬するようになった。始皇帝陵を取り囲む兵馬俑からは実物大の人形が8000体も発見され、すべての顔が異なる作りになっている。

 始皇帝は2万人の奴隷を動員して1体1体手作りで実在の兵士をモデルに人形を作らせ、兵馬俑が完成すると二度と同じものができぬよう釜を跡形もなく破壊し、奴隷は全員殺害したという。

 なお、兵士たちはすべて東を向いている。始皇帝以前の王墓は南向きだったが、始皇帝陵は東方の敵国を見張るために東向きとなっている。

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