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アレクサンドリア図書館

アレクサンドリア図書館

エジプトの都市アレクサンドリアに存在した巨大な図書館。シヴィライゼーションIIIから登場する。

世界中の書物が集められ、研究が盛んに行われていた古代英知の宝庫。「アルキメデスの原理」で有名なアルキメデス、「ユークリッド幾何学」で有名なエウクレイデスなど、優れた研究者がここで研究を行っていた。

ゲームでもその効果は絶大で、すべての建築物の中でもトップクラスに有用な建築物。誰もが狙っていくので建てられないことがほとんど。また、IIIやIVでは比較的早く効果が失われる。これも史実に合わせているのだろう。

作品 名称 必要技術 失効技術 効果
III アレクサンドリア図書館 文学 教育 既知の他文明2つが発見した技術を入手
IV アレクサンドリア図書館 文学
図書館
科学的手法 無償の科学者
大科学者
V アレクサンドリア図書館 筆記 - テクノロジーを1つ獲得 科学+3
傑作書物スロット2

アレクサンドリア図書館

アレクサンドリア図書館は、プトレマイオス朝エジプトの建国者プトレマイオス1世によって建設された。

アレクサンドリアは当時のエジプトの首都で、地中海貿易の中心地にもなったので世界中の物品が運び込まれた。船が入港すると積み荷をすべて確認し、そこに価値のある書物があれば取り上げて図書館に保管していた。持ち主には写本と補償金を渡していたらしい。

書物は文学から数学、天文学、地理学、医学と多岐にわたり、研究所にもなっていて現代でも有名な学者が多く活動していた。

やがてエジプトがローマに征服されるとアレクサンドリア図書館の価値は低下していき、やがてキリスト教徒やイスラム教徒に破壊されてしまった。

2001年、ユネスコとエジプト政府によってアレクサンドリア図書館の跡地に新アレクサンドリア図書館が建設された。