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ノイシュヴァンシュタイン城

 ドイツのバイエルン、オーストリアとの国境近くにある城。

 バイエルン王ルートヴィヒ2世によって建設された。この城は軍事拠点として建設されたわけではなく、かといって宮殿のように政治や外交のために建設されたわけでもなかった。

 ルートヴィヒ2世はヴェルサイユ宮殿などを見て中性のロマンチックな建築に憧れ、ワーグナーを援助していたが、自分でも作品として城を残そうと考えるようになった。ルートヴィヒはノイシュヴァンシュタイン城の建設を進め、他にも城や宮殿の建設を計画・開始していた。建設費用は王室の借金や、プロイセンのドイツ統一を支持した見返りに得た資金を充てていた。

 王の浪費に危機感を募らせたバイエルン政府は、ルートヴィヒを精神鑑定にかけてベルク城に軟禁する。翌日、ルートヴィヒ2世は散歩中に謎の死を遂げた。ノイシュヴァンシュタイン城は未完成であったが、工事は途中で中止され、観光施設として公開されることとなった。

 おとぎ話に出てくるような美しい城と称えられるノイシュヴァンシュタイン城は、ディズニーランドの城のモデルにもなっている。

アメリカの遺産

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