世界史Civ事典

バビロンの空中庭園

 世界の七不思議のひとつ。ネブカドネザル2世が首都バビロンに建設した。

 宮殿の隣に作られた巨大な庭園で、高台に位置していることから空中庭園と呼ばれ、水をくみ上げる仕組みになっていたとされる。

 ネブカドネザルは妻のためにこの庭園を建設し、宮殿から眺めることのできる風景は妻の故郷メディア王国の山岳地帯を模したものであった。

 ただし空中庭園を造ったのがネブカドネザルだと言及する資料はほとんど存在せず、ヘロドトスは空中庭園については一切言及していない。空中庭園が存在した痕跡も残っておらず、伝説に過ぎないという説や、バビロンではなくニネヴェに存在したという説もある。

シヴィライゼーションにおける空中庭園

作品 名称 必要技術 失効技術 効果
Civ1 空中庭園 陶芸 発明 全都市の満足な市民1人を幸福にする
Civ2 空中庭園 陶器 鉄道 都市の満足な市民3人を幸福にする
全都市の満足な市民1人を幸福にする
Civ3 空中庭園 君主政治 蒸気機関 都市の不幸な市民3人を満足にする
全都市の不幸な市民1人を満足にする
Civ4 空中庭園 数学
水道橋
- 全都市に衛生+1
全都市に人口+1
Civ5 空中庭園 数学
(伝統)
- 無償の庭園 食料+6
Civ6 空中庭園 灌漑 - 各都市の食糧余剰+15%

 空中庭園はシヴィライゼーションシリーズ全作品に登場する。Civ1からCiv3まで、空中庭園は市民を幸せにする七不思議だった。

 ただし、現実の空中庭園と同様、その偉容はやがて失われる運命にあり、未来志向の指導者からの評価は芳しくなかった。

 Civ4以降は空中庭園の優れた灌漑設備が注目されるようになり、建設には科学技術「数学」や「灌漑」が必要になっていて、その効果も食糧増産に変わってきている。なんだか、とても現実的である。

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