世界史Civ事典

万里の長城

万里の長城
万里の長城

 中国の北部に存在する、とても長い城壁。

 現存する万里の長城は約2,700キロメートルもあるが、二重三重になっている部分や地図に記されない部分も考えると2万キロメートルを超える長さがあるとされる。

 煉瓦を積み上げた頑丈な城壁の部分から、土を固めた土塁のような部分まであり、高さも2~9メートルと場所によって差がある。大部分の高さは2メートル程度で、人はさほど苦労せずに乗り越えることができる。

 万里の長城の目的は、北方民族の騎馬兵を防ぐことにあった。中国は歴史上、常に北方からの侵入者に苦しめられてきた。

 始皇帝が建設し、万里の長城は長い歴史をかけて修築や移築を繰り返してきた。現存する長城の大部分は明の時代に建設されたもの。110メートルごとに狼煙台が設けられていて、敵が攻め込んできたときにはすぐに知らせられるように工夫されている。

シヴィライゼーションにおける万里の長城

作品 名称 必要技術 失効技術 効果
Civ1 万里の長城 建築 火薬 必ず和平を申し入れ可能
Civ2 万里の長城 建築 冶金学 必ず和平を申し入れ可能
全都市に街壁の効果
蛮族への攻撃力2倍
Civ3 万里の長城 建設 冶金学 同大陸の都市に防壁
Civ4 万里の長城 石工術 - 蛮族が文化圏に侵入しなくなる
Civ5 万里の長城 工学 - 無償の防壁
敵陸上ユニットに自文化圏内移動コスト+1
(ダイナマイトで陳腐化)

 世界屈指の有名な遺産。シヴィライゼーションシリーズでも全作品に登場している。

 全作品を通じて、防衛側が圧倒的有利になる効果がある。特に蛮族が文化圏に侵入しなくなるCiv4や、敵ユニットの移動力を大幅に下げるCiv5の効果は絶大。領土が広ければ広いほど、その恩恵を受けられる。

 マップのグラフィックにも国境沿いに長城が表示され、見た目も実に美しい。ただし、敵対する文明が建設したときには侵攻がきわめて困難になる。こちらのほうが強く印象に残っているプレイヤーのほうが多いかもしれない。

>