世界史Civ事典

オランダ

オランダ

自由と寛容の風土を持つオランダには商人が集まり、首都アムステルダムは貿易、芸術、産業の中心地となった。商人たちは世界に投資するだけでなく、傭兵を雇って経済を支配するようになる。

スペインから独立して間もない17世紀のオランダは、世界の海上交易を支配して「オランダ海上帝国」と呼ばれるほどの黄金時代を迎えたのだった。

シヴィライゼーションIIIから登場。商業主義、海洋主義の性格が強く表れている。

オランダの登場作品

文明 初代 II III IV V VI 備考
オランダ - - - -

オランダの指導者

指導者 初代 II III IV V VI 年代
オラニエ公ウィレム - - - 1533~1584年
ウィルヘルミナ - - - - - 1880~1962年

オランダの文明特性

シリーズ 文明特性 解説
V オランダ東インド会社 世界初の株式会社は株を売って集めた資金で船を作り、アジアへ向かい莫大な利益を上げた。会社には条約締結・交戦・植民地統治の特権が与えられ、現地で傭兵を雇った。

オランダが好む社会制度

信教の自由(オラニエ公ウィレム)
カトリックを信仰するスペインに対し、商人の多いオランダはプロテスタントが支持を集めていた。これが独立戦争を引き起こす大きな要因となる。

オランダが好む宗教

プロテスタント
オランダの多数派宗教。自由と寛容の国オランダにはユダヤ人も多く、商人たちにはプロテスタントの人気が高かった。

オランダの都市

順番 Civ3 Civ4 Civ5
1 アムステルダム アムステルダム アムステルダム
2 ロッテルダム ユトレヒト ロッテルダム
3 ハーグ デン・ハーグ ユトレヒト
4 ユトレヒト ロッテルダム フローニンゲン
5 フローニンゲン ナイメーヘン ブレダ
6 アイントホーフェン マーストレヒト ナイメーヘン
7 アルンヘム ミッデルビュルフ ハーグ
8 マーストリヒト デルフト ハールレム
9 ハーレム ライデン アルンヘム
10 ホルウェルト ハールレム ズトフェン
11 ミデルブルフ スヘルトーヘンボス マーストリヒト
12 デルフト ドレスタッド ティルブルフ
13 ブレダ デーフェンテル アイントホーフェン
14 ライデン カンペン ドルトレヒト
15 ヘルダー フローニンゲン スヘルトーヘンボス
16 ハーリンゲン レーワルデン アルメール
17 ラウエルウオーフ エンクホイゼン アルクマール
18 エンスヘデ ホールン ブリーレ
19 ティルブルフ ティール ヴリシンゲン
20 ズヴォレ ブレダ アペルドーン
アムステルダム
オランダの首都。自由と平和の都市として有名で、多くのユダヤ人を受け入れて発展した。美しい街並みや、網の目のように張り巡らされた運河が特徴。
デン・ハーグ
オランダの首都はアムステルダムとされているが、議会、王宮、各国の大使館はアムステルダムではなくデン・ハーグに存在する。国際機関の事務所も多く置かれている。