世界史Civ事典

世界の七不思議とは

 シヴィライゼーション1~3では、世界遺産の名称は「七不思議」だった。7つではないのに「七不思議」とは、これ如何に、と思った人もいるかもしれない。

 もちろん、きちんと元ネタがある。古代ギリシアや古代ローマの世界で言われていた「世界の七不思議」が元になっている。

ビザンチウムのフィロン、世界の七不思議

 何人かの歴史家が世界の七不思議を選んでいるが、最も有名なのはビザンチウムの旅行家、フィロンが選んだ以下の7つである。

 「世界の」といってもギリシア世界の話なので、すべて地中海周辺の建造物である。

 また、「七不思議」という名称だが英語ではwonderであり、「驚異の建造物」と訳した方が正しい。別にオカルト的要素はない。要するに、古代の観光名所七選、なのである。

 なお、フィロンの時代に存在しなかったアレクサンドリアのファロス灯台を加え、バビロンの城壁を除いたもののほうが一般的な「世界の七不思議」とされる。

現存する世界の七不思議

 これらの世界の七不思議のうち、現存する建築物は「ギザの大ピラミッド」のみ。

 「マウソロス霊廟」などは遺跡が残されているが、「ファロス灯台」や「バビロンの空中庭園」は痕跡すら残っていない。

アルテミス神殿
アルテミス神殿の想像図

新・世界七不思議

 2007年、新・世界七不思議が投票により選出された。

 いずれもシヴィライゼーションに登場する。さすがはシヴィライゼーション。

 ただし、この「新・世界七不思議」は世界遺産を選出しているユネスコとは何の関係もないし、集計方法もよくわからない。

 このほかの候補としては、以下のものがあった。

 やはりシヴィではお馴染みの建造物が揃っている。

遺産となった世界の七不思議

 シヴィライゼーションシリーズで「七不思議」という名称が使われていたのはシヴィ3までで、シヴィ4以降は「遺産」という名称に変わっている。

 あまりに建造物の種類が増えて、「七」不思議どころではない数になったからだろうか。

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